主な電子マネー、市場のシェアを握るのは

ちょっとした買い物で小銭が足りなくて焦ることや、レジで支払いのやりとりなどに時間がかかってしまったりなどよくありますよね。しかし電子マネーを使えばそんな時間のロスもなくスマートに支払いができますし、カード一枚携帯していればいいという手軽さが魅力です。さて、そんな利便性の優れた電子マネーですが、私たちの生活の中ではどれだけシェアを伸ばしているのでしょうか。


やっぱりシェア№1はあのペンギンでは?

首都圏であれば、あのペンギンでお馴染みのSuicaが電子マネー市場を独占しているのでは?と誰もが予想するのではないでしょうか。JR東日本が報告した決算期資料によると2016年3月末時点でのSuica(電子マネー対応)発行枚数は5704万枚となっています。しかし、それ以上に楽天Edyが2016年11月時点で累計発行枚数1億枚を超えています。またWAONが5610万枚と流通系の電子マネーのシェアが伸び続けてるのです。


流通系の電子マネーのシェアが伸びている理由

お得なポイント制度や店舗やレジにてカードを即時発行できるスピーディーさ、キャンペーンなどでまとまったポイントがすぐにもらえるなど、様々なサービス面にて力を入れているからともいえます。


発行枚数と利用率、決済額は比例しない

WAONは大型ショッピングモールイオン、nanacoはセブンイレブン系列のコンビニエンスストアで利用されることが多いこともあり、WAONの発行枚数がnanacoより少なくても、実は決済金額はWAONの方が上、というような逆転現象もあります。発行枚数でシェアが大きい楽天Edyですが、実は利用状況は下がっているという結果も出ています。


意外にも?電子マネーは必要ないという人もいる

一度使ってしまうとその手軽さと便利さが手放せなくなってしまうのが電子マネーの大きな魅力でしょう。しかし、世の中には電子マネーを利用しない、必要ないと考えている人も少なくありません。NTTコムリサーチの電子マネーに関する調査によると、10代から50代インターネット利用者約1000人にを対象に調査したところ、「電子マネーを使っていない」「必要ない」と回答している人が28%もいます。その理由には、セキュリティ面やお金の管理がしにくいというようなことが挙げられています。

流通系のWAON、nanacoとネットショッピングなどにも強い楽天Edy、そして交通系のsuicaやpasmo、これらが電子マネーの市場のだいたい同パーセンテージにてシェアを占めていると言えます。電子マネーに必要を感じないという層に対して、どこまで興味を惹けるサービスを打ち出していけるかも今後の電子マネー市場のシェアに影響していくのではないでしょうか。